何か別段書くことも思い浮かばず、それでも何かを書きたくて、この日記を書いています。私の中で最近変わったことはあるでしょうか。
そうですね、私の心の中はいつでも煉獄の様です。地獄ではない。けれど天国でもない。
煉獄というのは、罪の償いを果たしていない状態にある霊魂が天国に入る前に一時苦しみを受ける場所と百科事典に書いてありましたが、私の場合もそんなイメージなんでしょうか。とにかく天国に行けるかは分かりませんが、なんだか苦しみがつづいているのが私の心中です。
それでも、何か活路を見出したいともがいております。
今日、ニュースでシリアの和平会議が始まったと報じられました。
中東は混迷を深めています。人間の負の感情の中で一番最悪なものは、憎しみだと思います。憎しみは全ての者を傷つけ苦しめます。
ですが、人間は憎まずにはいられない。なぜでしょう。
私の読書体験、物を書いて行きたいと思ったきっかけの本は「人はなぜ憎むのか」(WHY WE HATE)という本でした。
この本では、様々な観点から人間の憎しみとは何かを探った本で、読みやすく、うなずくところも多かった気がします。
どうしてこの本を選んだか。それは、私も憎しみが強い人間だと思ったからです。
そうして、こうやって言葉を紡いでいるうちに少しづつ、こころがほどけて、
凝り固まった怒りが解けていく。だから、私は文章をかいているんだなと改めて思います。日中、日韓関係も進展しない中、我々は、憎しみをどのようにほどいていくか。
それを個人レベルで考えて行かなければならない世の中なのだと感じました。
まあ、私は、この病に対する憎しみは、消すことはできませんがね。
でもそれを消すことができたら、きっと寛解ということなんでしょう。
それではまた。