朱乃紅スキゾ日記

管理人朱乃紅の統合失調症の闘病記、雑記

統失ブロガー朱乃紅

私は、自分の立ち位置を定めないといけない。もちろん、私はホームセンターのパートである。社会的にはそういうことになる。しかし、私のアイデンティティは、物書きでありたい。だが、私は、物を書いて一円も稼いだことが無い。そんな人間には、物書きを名乗る資格は無い。けれど、私はどうしても自分の確固たる信念、確固たる肩書が欲しい。だとしたら、どうすれば、私は私をアイデンティフィケーションできるだろう。

そこで考えた。私は、ブログを書く。ならばブロガーであると。でも、ブログでお金を稼いでいる訳ではない。だが、ブログを書く人はブロガーと言われている。だから私はブロガーと名乗っていい。でもそれでは、ブログを書く人は全てブロガーである。

それは当然のことだ。じゃあ、私の独自性というか、私の自我同一性はどこにあるんだろう。それは、統合失調症のブロガーということだ。そうすると、大分数は減るだろう。もちろん統合失調症のブロガーだってたくさんいるはずだから、本当に唯一つの固有の肩書など無い。医師や弁護士があんなに難関で少ないのに、「私は、世界でたった一人の医師(弁護士)だ」などと言う人は、いないのと同じだ。それがいるとしたら、手塚治虫ブラックジャックみたいな人だけになるだろう。

なので、私は、これからあなたの職業は何ですか?と問われたら、「ホームセンターのパートです」と答えると同時に、「統合失調症のブロガーです」とも応えようと思う。

それが、私のアイデンティティになるといいと思っている。でもあまり座りが良くないな。ならば、「統合失調症の物書き志望」とか。「ただの物書き志望」とか。

結局は「物書き志望」ということになるのか。そうしたら私は一生「物書き志望」で終わるのかもしれない。それじゃあ、だめだ。だからやっぱり私は、「統失の物書き志望」というのが一番座りがいい。痛さなんか気にしない。