朱乃紅スキゾ日記

管理人朱乃紅の統合失調症の闘病記、雑記

快調です!(『図書館戦争』とか)

大きな曝露を成功させて、ちょっと不運な所もあったけれど、仕事も上手く進んで、今日は快調です。午後は友人宅にお招き頂き、お子さんとも会えて楽しい一日でした。

今、私ネタがないんですよね。映画も見れてませんし、アニメといっても呟いた『ぼくリメ』と昔の『図書館戦争』くらいで。でも、図書館戦争のこと書こうかな。

図書館戦争は、架空の年号正化という時代の日本に起きた本を巡る内戦。

メディア良化法といういわゆる有害図書を取り締まる法律が制定されて、本が良化隊という組織に検閲を受けることになった。そこで表現の自由を守る図書隊という対抗組織が出来てその二つの勢力が武力で争うことになる。主人公は、その図書隊に入隊した、笠原郁という女性(二十歳だったっけ?)の物語。郁は、少女時代に本屋で好きな本を良化隊に接収されるところ、突如現れた図書隊員に救われ本を奪還出来たことから、自分も図書隊入隊を夢にして入隊できたが。しかし、そこでは、自衛隊さながらの訓練と、鬼厳しい教官との戦いと、良化隊との抗争、そしてちょっと甘酸っぱい恋があり郁が成長していくお話。

私は、『華氏451度』を読んでいないのでちょっとその辺からのコメントはできないが、自由な出版ができなくなるという構図は、現代にも近い。しかし、それを武力抗争に発展させていくのは、ちょっと無理があるような気もする。けれど、しっかりした設定と飽きさせない展開で私は、今ハマっている。

有川浩の原作だが、私は、名前は知っていたが、男性かと思っていた。

だけど、郁や寮で同室の柴崎の細やかな女性的な表現は、やはり男には書けないところだと思った。しかし、私は郁が大好きである。「熱血バカ」と紹介されているが、こんな子がいたら直ぐに好きになってしまうな。私は、昔から、こういう熱血少女が大好きだった。『逮捕しちゃうぞ』の辻本夏実とか『機動戦艦ナデシコ』のスバル・リョーコとか。一途なところがいいんだよね。おじさんキモッ。ww

先程世界観に無理があるとは言ったが、今の時代を考えたら逆にリアリティがあるのかもしれない。しかし、デジタルが進化した今、図書そのものを主題にするのは、少し時代遅れのような気もする。現代、本だけでなく、様々な自由が脅威にさらされている。そういうものを守る時、郁や図書隊員のような情熱が日本人には残っているか。

試される時代ではある。