朱乃紅スキゾ日記

管理人朱乃紅の統合失調症の闘病記、雑記

統合失調症闘病記について

私は、今まで物書きになることが夢だった。しかし、それは簡単に叶うものではなかった。なぜなら私には統合失調症という重い病気があるからだ。

その病気の中にも色々な症状があって、とりわけ私の場合強迫性障害が強い。

恋愛から始まった私の強迫性障害は、異性から同性にそして物にまで波及していった。様々な対処法を使い、様々な努力をしてきたが、それでも私の強迫性障害は消えることがなかった。認知行動療法を使った対処法はかなりの効果を出したが、それでもだめだった。私は、自分の興味から精神分析を引用して認知行動療法(CBT)と折衷する形で対応してきた。私の独自の療法として、ブドウ糖療法、動画療法、運動療法、臥じょく療法、そしてホラー療法など適当に名前をつけて試してきたが、どれも完全な効果を発揮はしていない。そして、私は、このブログを再開することにした。私には、強いネット不安もあって2013年から始めたこのブログも2018年でストップしてしまっていた。本当は、2019年も2020年も何度も書いて掲載してきたのだが、その都度強迫が起こり削除してしまっていた。だが、私の書きたいという気持ちは、それを上回って、意を決して、満を持してこのブログを再開した。ネットとの付き合いも浅くはない。私は、ウインドウズ98の時代からホームページを作成し運営してきた。しかし、それも様々なことで挫折してしまった。私の病気と私の願いとどっちが強いのか。それが試される時が来た。だが、この病気は本当に強力だ。私が願えば願うほど強迫の度合いも強くなってくる。自己矛盾を起こしてしまうのだ。書きたいだが、書けば病気はしんどくなる。どうしたらいいのだろう。ブログを再開して三度目の記事になった。休日だが、強迫が強く、朝はとても辛い。このまま、また削除になってしまうのか。悲しい気持ちになる。しかし、思いはそれを上回った。なんとかしてこのブログを続けたい。

そのためには、何が必要か。それは、このブログのテーマを病気にしてしまうことだ。

今までの私は、中途半端だった。統合失調症なのに、アニメや映画、本などの雑記として書くと謳っていた。しかしそれではだめなのだ。私のテーマの中核は統合失調症なのだ。私は、この病気を無理ゲーのラスボス理論と名付けてそれと戦うことが必要と考えた時もあった。まさに、この病気は無理ゲーのラスボスだ。しかし、そうだとしても、戦う意義があるとしたら、このブログのテーマを統合失調症の闘病記とすることだ。

もちろん、書く記事はそれには限定されない。しかし、どのような記事を書いても、常に統合失調症という病気とリンクしているということを意識する。

それほど重い病気に間違いはない。私の願いは、物書きになること。もちろんプロ志望だが、そうでなくてもいい。私は、このブログを書くことで夢の半分は叶えた気分だ。

自分の病気を持って文章を書くこと。それを続けていくことが私の使命だ。

だが、物書き志望の端くれとして常に心がけたいところはある。それは、読む人に不快な気分を与えないこと。もちろん、このような病気だ。もしかしたら私の何気ない病的発言がそういった気分を与えてしまうこともあるかもしれない。だが、私は、自分の善意を信じてこのブログを書いていきたい。時に激しく辛い症状に見舞われることもある。だが、それでも、物書きの端くれとしての矜持は持っていたいと願うまでだ。

というような内容で、今後はこのブログを更新していけたら幸いである。