朱乃紅スキゾ日記

管理人朱乃紅の統合失調症の闘病記、雑記

戦いから一夜明けて(井上尚弥戦〜映画視聴)

昨晩、井上尚弥の四団体統一戦を視聴した。下馬評通りだと井上の圧勝かと思われたが、果たしてそうだったのか。早いラウンドで決着が着くと思われていたにも関わらず、タパレスは10ラウンドまで持ち堪えた。しかも、井上を相当研究してきたようで、頭を後ろに引いて着弾の威力を削ぐという防御重視の戦い方は、井上を苦しめた。初回からずっとガードを高く維持して井上のパンチをガードし続けていた。4回にダウンを喫したもののそれからは、ずっと守り抜いて決定打を与えないように戦っていたが、ドラマは10ラウンドに起こった。このまま判定になっていくのかなと思ったが、10回に井上の強烈な右ストレートがタパレスのガードを壊し、着弾。ダウン。そのまま10カウントで立ち上がれず井上のKO勝ちになった。私は、ボクシングは好きだが、にわかなので詳細はニュースサイトなどを見てほしいが、それでも、井上尚弥の強さには毎回驚かされる。バンタム級でドネアとの死闘の辺りから、瞬殺という試合は減ってきたように思われるが、階級を上げて2階級で4団体統一してしまった。しかも、今回もKOで。最近はボクシングが配信でしかやらなくなってしまったので、アマプラの時は良かったが、今回と前回のフルトン戦はレミノというドコモの配信だったので、一ヶ月入って辞める。このパターンになっていきそうだ。そんな井上尚弥の戦いから一夜。私は、どうも鼻の調子が良くない。今日は、出かけず、家で映画を見ていた。『続 まんが パレスチナ問題』で紹介されていたキャスリン・ビグロー監督の『ゼロ・ダーク・サーティ』だ。

ビグロー監督の作品は昔、アカデミー賞を取った同監督の『ハートロッカー』を見たこともあるが、私はそれよりもこちらの方が好きだと思った。女性ならではの視点で描かれるアメリカのテロとの戦い。CIAの女性捜査官がオサマ・ビンラディンを暗殺するまでを実話を元に作られたという映画。私は、昔同人誌でCIAの女性エージェントとシールズの隊員の架空の国での戦闘をこういった映画からインスパイアして書いたことがあるが、その時はCIAとシールズが共闘することなど私の作り話だと思っていたが、それが今作で本当に描かれていた。もちろんCIAがシールズと共に戦闘するようなことはないが、それに近いことがあるのだと関心していた。私の好きな洋画の三本のうちの一つである『ローン・サバイバー』でおなじみのバグラム空軍基地やジャララバードの基地などが出てくる。しかし、もう無いんだよね。アメリカは、アフガニスタンを見捨てて逃げてしまった。その後のアフガニスタンは、ご覧の通りだ。今の中東の混迷は、欧米が作り出したとも言える。私は、イスラエルパレスチナのおぼろげな知識を『まんが パレスチナ問題』を読んでその因縁の深さを知った。紀元前から続いていた話なんだ。もう古くはなっているが、今日、その続編も読了した。さらなる続編を期待する。世界を漂流しつづけ迫害されてきたユダヤ人とずっとパレスチナに定住していたのに追い出される格好になったパレスチナ人。どちらの主張が正しいか、それは一概には言えないが、どちらも憎しみを倍加させる争いをしている。そして忘れられていくウクライナ。日本政府はパトリオットを輸出するというニュースを見た。え!?とうとう?日本人は平和ボケしていると言われて久しいが、その国が武器輸出していいの?!平和だけが唯一の価値の国なのに。イスラエルパレスチナ問題も重要だが、ウクライナは忘れてはいけない。そういえば、『ロシデレ』が来年4月から放送するらしいが、平和ボケしてる日本らしい。私は、好きだし、悪いことでは無いと思うが、今の時期にやるべきなのか?すみぺのロシア語を聞きたくなる気持ちを抱えながら葛藤して見るか、見ないか。とにかく、世界平和を願うよ。平和ボケ日本人として。