朱乃紅スキゾ日記

管理人朱乃紅の統合失調症の闘病記、雑記

16bit センセーション!巻き起こる?!

今期のアニメで唯一視聴し終わったのが『16bitセンセーション-ANOTHER LAYER』だ。この作品は、2023年、売れないエロゲー会社のイラストレーター、秋里コノハがとあるひなびたPCゲームショップに行き、そこで老婆にもらった90年代の美少女ゲーム、要するに当時のエロゲのパッケージを開封することでそのゲームが発売された年にタイムリープしてその時代の新進気鋭のエロゲ制作会社のスタッフと知り合うことになり、共にエロゲーを作っていくというお話。至極単純だが、それ故シンプルに心に響く。コノハが90年代でゲームを作っていく度に、元いた時代に戻ると世界線が変わって新しい世界が構築されていく。シュタインズ・ゲートのようだが、話はもっとわかりやすい。舞台は全て秋葉原。90年代から23年まで行き来するのだが、90年代のアキバがノスタルジックで当時のオタクとしては、とても惹かれる。しかし、まだ、PC98が活躍していた時代で記録媒体は3.5インチのフロッピーディスク。そして、コノハが開封するエロゲーは『同級生』とか当時高校生でエロゲーをやるために98が欲しいけど手が出せなかった自分の過去を思い出させる。他にも『Kanon』とか『ToHeat』、『こみっくパーティー』など、実在のゲームが物語に現れ、それがコノハのタイムリープの鍵となっていく。古き良き秋葉原が作中に描かれていて心揺さぶられる。しかも、コノハはとっても元気でキュートなオタク少女だし、相手役のマモルもとても知的だが、98にこだわりすぎてざんねんな所が笑える。結末は、心温まるハッピーエンド。ネタバレはしないが、アマプラでも配信されているので、気になった方はぜひ、ご視聴あれ。色々な時代の秋葉原を堪能できること間違いなし。このアニメをみていたら何と同級生がSwitchで全年齢版でリメイクされ発売するらしい。ちょっと欲しいけれど、今となってはなぁ。チェックはしておくが、今は、vitaのゲームにかかりきりだ。3月にはユニコーンオーバーロードが発売するし、ゲームの勢いは、まさにこのアニメの様に世界を席巻していると言っても過言ではない。