朱乃紅スキゾ日記

管理人朱乃紅の統合失調症の闘病記、雑記

何事も無い日

今日は、何かと忙しい一日だった。朝から次長に仕事を頼まれ、他にも上司から次から次へと。できるだけこなして帰ってきたが、やはり人員不足は否めない。私が調子を崩して休んだ分、同時に同僚も体調不良で休み、他の部門の人たちには迷惑をかけてしまった。と、取り戻そうと必死な一日だった。

仕事が終わって、そのまま病院へ行き、訪問看護の看護師さんと作業療法士のワーカーさんと会う。途中、病院で務めている友人にも会って少し話せた。

看護師さんたちとは、一時間ほど他愛もない話をした。本当は、私の活動状況とか精神状態とか、体の調子とかそういうことを話すべきなのだろうが、敢えて雑談をすることに集中した。というのも、私が訪問看護を受けるにあたって、もちろん、初めは病状のこととか仕事のこと、それから目標の進捗状況とかを話すことが必要だろうが、この訪問看護もずっと続くわけではない。いつかは終わらせなければならない。それならば、一番大事なのは、病状とか進捗状況とかではなく、終始他愛もない雑談で終わることが私の回復を示すことなのだ。結局、今日は最後に一応の私の活動を話すことをしたが、まだ、雑談だけで終わることはできていない。焦ることはない。一歩一歩だ。

今日の仕事の収穫は、私は、多分お店には必要な人材だということだ。

もちろん私一人の力などたかが知れているが、私がいることで役に立つことは少なからずあるということをよく分かった。体調不良は、仕方のないことだけれど、根性出して行こう。それが昭和生まれの意地というものだ。古いけど。

コロナウイルスの感染状況がままならない。決めてはどこにあるのだろう。早くワクチンを接種することだろうか。私達もこれまでできることはやってきた。

寒い時代になった。ワッケイン司令もそう言うに違いない。

 

『デモンズ3』と『隠された記憶』感想

今日は、なんてことのない火曜日。それにしてもお客様多いな。しかし、売り場が散々だったので、埋めることに精一杯だった。疲れた。

それはさておき、先日、借りたミケーレ・ソアヴィ監督の『デモンズ3』とミヒャエル・ハネケ監督の『隠された記憶』を見た。

『デモンズ3』は、ずっと見たかった作品で、ようやくレンタルできた。

怖さ、様式美、ストーリー、三拍子揃っていたが、最後のストーリーに若干の難があった。尺が短いので、細かいところまで描ききっていない。もう少し、時間を長くして、崩落していく様を見せてもよかった。でも、様式美というのは、とても高い点数をつけられる。やっぱり古いゴシック建築の教会が舞台なので、それだけで美と恐怖が醸し出される。それから悪魔の描き方も象徴的だったり、表現が凝っていた。怖さというと、まあ、それなりなのだが、やっぱりもう少し長く見たかったというのが一番の感想だ。

その点、次作の『デモンズ4』は尺がしっかりとられていて、見応えもあった。

この作品。私が浪人生時代の時たまたま、深夜にテレビをつけたらやっていた。当時は

、夏休みシーズンの深夜にホラー映画をテレビ放送することが多かった。

サスペリア』もその時見た。それで、教会が舞台のホラーということでとても印象に残っていた。25年以上経って見返すことになるとは思わなかった。昔は、テレビも無茶なこと結構やっていたよな。

次の感想は、鬼才ミヒャエル・ハネケ監督の『隠された記憶』この作品も既に見ていたもの。映画館で三年前くらいに見た記憶がある。今回デモンズ3とセットで借りたが、これは、なんとも下手なホラーより怖い。

私は、この作品の主人公の俳優ダニエル・オートゥイユが『王妃マルゴ』でもいい演技をしていて、好きになっていた。奥さん役のジュリエット・ビノシュも美しい。

誰が送ってくるのか分からない、幼稚で気色悪い絵とビデオテープ。見ていく内に謎が解けるのかと思ってずっとみていると、唐突に終わる。一体誰が?それはハネケ監督も言っている様に、観客に委ねられているという。フランスのアルジェリア統治時代の歴史問題も孕んでいるので深い読みが要求される。もっと歴史の勉強しておかないと。

同じ民族的問題を持っている『白いリボン』も見たことはあるが、もう一度見てみようと思う。私は、ハネケ監督が気に入ってしまい、三本ほどハネケ作品をレンタルしてみた。楽しみだ。

 

『庵野秀明スペシャル』プロフェッショナル仕事の流儀

先程、NHK総合でプロフェッショナル仕事の流儀の庵野秀明スペシャルが放送されました。四年にわたる密着取材で庵野秀明総監督の仕事とシン・エヴァの作成過程が緻密に描かれていました。ほんと庵野秀明総監督お疲れ様でしたと言いたいです。

あれだけの作品を作るためには命を賭して仕事に打ち込まなければならないということがよく分かりました。正直私の人生を変えるくらいの力があったのだから、庵野さんの仕事というのは、それだけの心血が注がれているのでしょう。庵野さんの人柄もしっかり映し出されていて、その部分では、まさにシンジや碇ゲンドウにリンクするところがあって、あまり友達にはなりたくないなと思いますが、鶴巻和哉監督や樋口真嗣さんや前田真宏監督とか、そうそうたるメンバーが集ってこの長い作品を完成させたのだから、それだけ魅力のある人なんだろうなというのはわかります。番組でも、そんな庵野さんのミステリアスな素顔が見えるところが多々あります。

そして、今回の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が庵野さんとスタッフのどれほどの苦しみともがきの中で完成した作品なのかが取材で明らかになっていました。

Aパートができても一からやり直し、その他のパートでも同じようなことが何度も続いていて本当によく完成できたなと思います。

でも、完成した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は本当にそれだけの人々の労苦が報われた作品だと思います。私も後、二回くらいは劇場で見れたらと思っています。

明日からの仕事、また頑張れそうです。

 

今日は、スマホから『東京マグニチュード8.0』など

昨日体調不良で、日記の更新できませんでした。毎日更新が早くも頓挫。書こうと思えば書けましたが、あの状態で書いても意味は無いので止めました。そして、今日は、若干不調ですが、昨晩から犬の様子がおかしくて、嫁が深夜に起きたところ、オスの方がウンコまみれになっていたそうで、私が不調なので、起こさずに始末してくれて、そうしたらまた早朝にウンコを漏らしていたらしく。朝、めちゃくちゃ機嫌悪かった。申し訳ない。起こしてもらってよかったのだが。そして、実家の手伝いに朝から出掛けてしまった。私は、家にいたのだが、犬がまた吠え出したので、只今散歩に行ってきた。

そして、犬の様子を見ながら、今はスマホでこれを書いています。やっぱりスマホだと書きづらいね。

三日前の仕事が、たたったと思います。その翌日のエヴァのあたりから、不調になり、無理しなければ良かった。今日は、大分良くなったから良しとする。犬のこともっと細やかにみてあげないとだめですね。さて、今日は、何をテーマにしようかしら。そうだね。やっぱり『東京マグニチュード8.0』ですかね。この作品は、震災より前の2009年に放送されたものでしたが、私は当時きちんと見ていなかった。そして、震災があり、その後、嫁と見ようとしたら、揺れと崩落のシーンで、ちょっとおかしくなってしまい、それから、10年近く封印してしまった。そして、ようやく昨日見終わる事ができたのだけど、見たあとには、あまりのショックに、立ち直るまで、かなりの時間かかりました。けれど、本当に直下型地震が起きた時にどんな状況になるのか、とても勉強になりました。しかも、東日本大震災は、アニメより何十倍もの威力のマグニチュード9.0ですから、その規模の地震が再び起きたら本当に悲惨なことになるでしょう。今後30年のうちに70%の確率で起こると言われている首都直下型地震。本当にアニメのように、いやそれ以上の惨事になることがあると想定して、防災意識を持たないといけない。『東京マグニチュード8.0』は、それを教え、警鐘をならしてくれる作品だった。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』三回目!私見シン・エヴァ(ネタバレなし)

本日4DX版『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を見てきました。

初めての4DX体験。最初はグラグラと激しく動く座席や、衝撃、破裂音、そして光の演出にとまどって映画に集中できなかった。次第に慣れてきて楽しくはなってきましたが、4DXの感想としては、もういいかなと。やっぱり動くので映画に集中ができないというのがある。それから、値段がプラス1000円なので価格的にも少し高い。もちろん、映画とかなり細かいところまでシーンにリンクしているので、アトラクション的には面白いとは思うけど。(そういえば昔富士急ハイランドエヴァのアトラクションあったよね。評価は良かったみたいだけど行ってみたかったな。)1000円払う価値が無いとは思いませんが、私はIMAXでいいかなと思います。ドルビーアトモス版もあるらしいので、それも見てみたいと思いますね。

 

で、三回行った感想としては、何度見ても納得、感動します。私は、エヴァ直撃世代ではないので、(どの世代が直撃というかとは、私は放送当時14歳、(いわゆる中二病)くらいの人を考えています。私は、就職氷河期世代、まさにしくじり世代ではあります。)その世代もエヴァが直撃した人も多いでしょうが、今までエヴァを見てきて、それ自体を経験するような(シンジとシンクロするような)ことは無かったです。

殊に、旧劇場版に対してはあまり肯定的な感想は持っていなかったです。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が始まった時その印象は少し変わって、エンターテイメントにシフトしてきていることを感じました。それから『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を豊洲ユナイテッド・シネマで見た時、「もう、アニメ好き、オタクというのを恥ずかしがることは無くなった」と思いました。それほどの面白さ、エンターテイメントとしての上質な作りができてきたと感じました。

そして、期待した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は、再び旧劇場版に戻ってしまう分かりづらさがありがっかりした思いがありました。その一年前に東日本大震災があり、エヴァQには、その影響があったともネットの記事で読みました。同じく震災当時に放送していた『魔法少女まどかマギカ』もその影響がなかったとは思えませんが。

それからいつまで経っても公開しない『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に対し、期待感はすこしづつ薄まってしまいました。そしてコロナウイルスの影響で延期したシン・エヴァがようやく公開が決まって、もちろんほのかな期待はあったけれど、また旧劇場版の様に難解で虚無的な作品になるのではないかという不安もありました。

そうして、ネタバレを回避して友人と行った劇場で、私は、それまでの否定的な印象は全て払拭されました。本当に全て昇華されたというか、全て救済されたという感覚を持ちました。救済されるというのは、まさにQや旧劇場版的な感じ方だと思われるかもしれませんが、私は今回のシン・エヴァは破の時に感じたエンターテイメントとしての高揚感ではなく、究極のデトックス効果のような映画に溶け込むような感じ方でした。

これは、今までに見たアニメでは感じたことのない印象でした。私は、『機動戦士Ζガンダム』を最も愛し、そして『機動戦士ガンダムユニコーン』をそれと同じくらい評価してきました。その二作を超える作品は今後ほとんど無いだろうと思っていました。(『コードギアス反逆のルルーシュ』は、エンターテイメントとしての面白さとして、三番目に位置していました。)しかし、シン・エヴァはもちろん私の聖典としてのゼータを超えることはないけれど、ユニコーンと同等、それに勝るとも劣らない作品として私のアニメ体験に刻まれました。同じアニメの劇場版を三度も見に行ったことは、私は今までにありません。今後二度、三度鑑賞しても、感動が薄れることは無いというくらいに思っています。これは、『劇場版鬼滅の刃』に二度、三度劇場に行くファンと同じ感覚なのでしょうか。逆に私は、『鬼滅の刃』も好きで劇場版も見ましたが、まだ一度しか行っていません。私の中では鬼滅の刃よりエヴァの方にシンクロしたみたいです。

「さらば、すべてのエヴァンゲリオン」という副題のようにエヴァンゲリオンという映画はこれで終わりなのかもしれませんが、私の中でエヴァはこれからもずっと残っていく作品になりました。「ありがとうエヴァンゲリオン庵野監督。そしてこれからも素晴らしいアニメを作って行ってください。」そう言いたいと思います。

 

 

日々のこと

今日は、調子が悪かった。体が重くて、しんどさがきつかったが、明日4DX版の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を見る予定だったから、頑張った。

帰りは、発作が起きるのか起きないのかわからない状態だったが、終点に到着した電車の中で10分くらい頭を休めてから帰宅した。

それから友人に電話をかけて、仕事中だったので話せなかった。(後から電話をかけてくれた)シャワーを浴びて、遅い昼食を摂って、3DSをやっていたら、ゲーム機が壊れた。後少しでエンディングなのに、ついていない。CDコンポも壊れてCDが聴けない。

どちらも修理にださなければ。家には、『デモンズ3』と『隠された記憶』のDVD(レンタル)があるが、これは、明日のエヴァを見てからにする。

犬の散歩をしたら犬が不調で下痢と嘔吐をした。少し心配だが、昨日ケージで暴れたせいだと思う。夕食はきちんと食べてくれた。嫁が帰宅してお弁当を食べて、ニュースを見たら。もう20時か。だが、明日のエヴァが凄く楽しみだ。

寝る前に『東京マグニチュード8.0』を一話でも見ておこう。

今日も別段、特筆すべきこともなかったが、東京の新規陽性者数が400人超えたらしい。このまま緊急事態宣言を解除していいのだろうか。それから、世界の情勢に目を向けると、中国の台頭やそれに対しての日米の連携、香港、新疆ウイグル自治区の問題、台湾、中東だとシリアの難民問題、世界は、真っ二つに割れている気がする。

方や自由、民主主義国、そしてもう一方は、独裁、全体主義

我々の生きている世界は、全く予断を許さない状況になっている。その中でできることを精一杯やっていくしか、凡人であり障害者である私にはそれしかできない。

 

特記することもなく。

昨日『シン・エヴァンゲリオン劇場版』二回目を見てから翌日。

体調は良かったです。仕事も順調に進んでいい一日を過ごせました。

しかし、仕事が終わってから、帰宅して寝てしまうのはどうにかしたい。

家のことを少しやって犬の世話をしたらあっと言う間に夜中になってしまう。

アニメの消化ができないのだ。今追いついているのは、『進撃の巨人ファイナルシーズン』と『re:ゼロから始める異世界生活2ndシーズン』だけ。

『裏世界ピクニック』がなんとか追いつきたいのだけど、まだ四話までしかみていない。『東京マグニチュード8.0』はどうにか終盤にさしかかってきた。これは、どうしても見ておかなければならない。

大塚康生さんという有名なアニメーターが亡くなったそうだ。

私の知っているところだと、『太陽の王子 ホルスの大冒険』、『ルパン三世 カリオストロの城』などの作画監督を務めていたそうだ。合掌。

芝美奈子さんというアニメーターも亡くなったという。

ヒカルの碁』や『黒執事』などの作画監督をやっていたらしい。

その二作は見ていなかったアニメだけれど、二人も優秀なアニメーターが亡くなってしまったのは、惜しい知らせだ。お悔やみ申し上げる。

明日の勤務が無事終わったら、明後日は、4DX版の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』三回目のシン・エヴァを見る予定。

3月22日の『プロフェッショナル仕事の流儀 庵野秀明スペシャル』は楽しみだ。