朱乃紅スキゾ日記

管理人朱乃紅の統合失調症の闘病記、雑記

二年がかりで視聴『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』

昨日、『この世の果てで恋を歌う少女YU-NO』を見終わった。

放送開始が公式を確認すると2019年4月2日だから、まあおよそ二年かかったということか。もちろん、放送が二年かかったということではない。私の視聴が二年かかったのだ。長い旅路だった。まさに現世からデラグラントに旅立ったくらいの経過時間を感じる。『鬼滅の刃』の初回放送と時期的には同じだ。その『鬼滅の刃』もちゃんと2クール見たのは、最近だった。まあ、こちらは、時代というか、流れというか、そういうものがあったから今見ているのもおかしなことではない。『YU-NO』は、そんな世間の流行とかアニメやゲームの人気とは別なことで、私は放送当時から気になっていた。

このアニメは、PC−98の時代にゲーム化されたものらしい。そしてセガサターンに移植され、PS4やVitaでリメイクされ、アニメ化した。

主人公の有馬たくやの屈託のない物言いが面白く、序盤は何となくだらだらと進む気がしたが、キャラクターのやり取りが面白くついつい先が気になった。にもかかわらず二年経過したのは、私の怠惰のなせるわざである。タイムリープものだがこんな大河ドラマのような壮大なストーリーが二十年以上昔にあったのは、驚きである。

私は、最初BDレコーダーに録画したものをPSVITAに移して、見ていた。それが一年以上前だ。もうBDレコーダーには残っていなくて、dアニメストアで検索してみたらちゃんとあった。それでなんとか最後までこぎつけた。ラストは何となく物悲しい、けれど素敵なエンディングだった。そして、今日VITA版『YU-NO』をアマゾンでゲットした。

ゲームをクリアするのは何年後だろうか。アニメですらあのボリュームだったのだ。いくつものマルチエンディングがあるだろうこのゲームを制覇するのは多分私にとっては気の遠くなる時間がかかるかもしれない。だが、少しでも楽しめたらいいと思っている。