朱乃紅スキゾ日記

管理人朱乃紅の統合失調症の闘病記、雑記

上司

私の上司は、優しい人だ。趣味の話も合うし、お客様対応もしっかりサポートしてくれる。しかし、上司の上の人がくると豹変してしまう。上意下達というか、平身低頭というか、とにかく上の人の指示には、絶対服従なのだ。そして、そんな時は、いつもの優しさも無くなってしまう。今日は、その上の人が来店して商品を売場や在庫から集めて他店に送る作業があった。私は、馬車馬の如く走り回り何とか全ての商品を揃えた。それでも、上司からのねぎらいはほとんど無かった。そして、その後片付けをして、私は休憩に入ったのだけれど、その時上司が別の仕事で休憩室に来た時、「さっきはありがとう」と言ってくれた。今更とも思ったが、悪い上司ではない。普段はいつも私に優しいのだ。しかし、会社というものは、そういう所だ。ピラミッド型組織。上の人には従わなくてはいけない。それがしがないサラリーマンというものだろう。私は、それよりも更に下のただのパートだが、それ故、少し違った視点で見ることができる。私は正社員でないので、下層従業員だが、組織には組み込まれていない。しかも、障害者雇用枠という特殊な所属なので他のパートの人達とは少し違った配慮がある。だからと言って、やりたいようにやれるという訳でもなく、上司には従わなくてはいけないのだが、それでも、私は、ある部分心はフリーになっている。ある程度自分の裁量を持つことができていて、許されている。そういうこともあって私は今の仕事に満足している。シフトを調整してもらえるようお願いして承諾してくれたのもその上司だ。本質的には優しい人なんだ。来年で14年目を迎える。いつまで働けるか、いつまで店が保つか分からないが、今できる精一杯のことをしよう。