朱乃紅スキゾ日記

管理人朱乃紅の統合失調症の闘病記、雑記

楽しい!

ブログを書くこと続けることが念願だった。それが叶った!今まで、捨ててきた記事、消してきたアップロードした記事たち。それが、こんな形で叶うなんて思っても見なかった。強迫性障害でできなかったこのブログが何故できるようになったのか。

あまりはっきりした理由は無い。考えてみれば、大きな曝露反応妨害法を行ったことだけれど、それが直接の原因とは思えない。私は、地道に書いて来た。スマホに、紙のノートに。無数の文章を書き記してきた。それが、とうとう雪崩を打って強迫の壁を壊したのか、分からない。しかし、明確に自分にその実感がある。もう、私は、強迫を恐れることは無い。「こんなに嬉しいことはない!」アムロ・レイの言葉が浮かんでくる。

私は、この愛機を存分に使うことができる。更に嬉しいことにChromebookのサポート期間が10年になったことだ。ウインドウズでは考えられない。10年もセキュリティの更新があるなんて。私は、この愛機をたった19800円で購入した。しかし、どのウインドウズより使い勝手がいい。アプリでアマプラや動画サイトも簡単に見れるし、タッチパネルも付いているからキンドルで漫画も読みやすい。検索ワードもグーグルにリンクしているから、さっと希望のワードが変換候補にあがってくる。そして、貼り付けた大好きな『中二病でも恋がしたい』の小鳥遊六花の大きなステッカー。嬉しい。こいつを使い倒してやりたいと幾度思ったことか。それが叶った。十年かかった。このブログを始めたのは2013年だから10年だ。もちろんはじめの頃は勢いで続けていた。しかし、次第に強迫性障害が強くなるにつれアップロードできなくなっていった。X(旧Twitter)もできなくなったし、サークルの告知すら難しくなってきていた。だけど、今回の文学フリマ東京37を期に、私は、飛躍しなくてはと思っていた。サークルの若い仲間たちがどんどんと社会で活躍していく。そんな姿に私は、嫉妬を感じることは無かった。私には私の生き様があると。しかし、それでも、心のどこかで羨んでいたかもしれない。文学フリマ東京37が無事終わった時、私は、私の務めを全うしたと思っていた。ベストは取れなかったけど、ベターではあったと、そう評価していた。ベストよりベター、この病気になった者としては、必要な思考だと思う。最上級でなく比較級。前より今、今より明日。その歩みは、完全を極めないからこそできる。だが、私の心に舞い戻ってきたのは、ベストに近いものだった。もちろん誰と比べるのではなく、自分自身が対象だけれど、未だかつてこんな状態になったことは、ほとんど無い。常に強迫に支配され、統合失調症に邪魔をされ、だが、そんな中、一番の強敵を倒したんだ。強迫性障害。私の自由を奪い続けてきた軛を断ち切った。もちろん完璧ではない。いつ魔王は復活するかは分からない。だけど、私は、今回は、本当に敵の本丸を叩き潰したと思っている。

これからは、やりたいことをできる限り自由にやっていけると思う。

しかし、勝って兜の緒を締める。地道に、慎重に、堅実に進んでいこう。